つきよ

涼しい風が吹く 月夜を歩いて
街明かりが揺れる川を眺めて
いつからぼくら流れる花
離れてく

遠く続いていつか終わるよ
何もできずにただ照らされているよ

寂しい月の火がふたりを包んで
黙り込んだままでただただ歩くよ
いつかは消えてしまうのなら
このままでいよう