2020-09-07から1日間の記事一覧

このままどこかへ

このままどこかへ連れ出しておくれよなんにもないところ どこでも良いんだよここにいてもぼくは変わらない気がする変わらない気がする 変われない気がする 今日も暑いな 涼しいところへ一緒に行こうよ 旅に出よう いつかの夢も 探しに行こうよどこか遠くまで…

カエル

ぐったり沈んだ日も ポロポロ悲しい日もカエルは蓮の葉の上 けろっとしているとびきりムカつく日もあの子にフラレた日もカエルは真っ暗夜の池 けろっとしている おたまじゃくしにはおたまじゃくしには真似しようと出来ないまだまだ はやすぎる

目が覚めたよ

記憶を遡って なにもないと気づいたことに気づかないふりいつも通り そういつかの風が とけだしたよ流れる水が呼び掛けている なにもないと聞こえた音楽を無視してるいつも通り そういつかの夢が とけだしたよ 騙されてる いつも 頭のなか 気づかないまま 操…

春だね

なんとなく過ぎてく日々を思い出しているのさこんなもんじゃないはずなんだ思い続けてるのさ いつも春がきたのになんだ外に出れないらしいねおれはもうダメそうだ なんとなく過ぎていくんだよほんとあっけないね毎日窓の外眺めてみればほんと暖かいね毎日 春…

隣においで

名前を忘れてたしまったら君はもっと自由になれる目付きの悪い鶏が睨んでるそれだけいつも忘れてしまうのさ全てなくなってしまうこと何を残しても何も残らないさそれだけ季節は去り行くけれどぼくらをおいてさみしい夜がきたなら隣においで

眩しい方へ

遠くまで行けば 恥ずかしい夢も忘れてしまうだろう 情けないねこのままでぼくら どこまで行くだろう何もいらないのさ 君がいる色褪せた光に 見せられて進むよ ぼくらは外灯に群がる虫小さく羽ばたいてるあの蝶の目指す光が空に輝いてる遠い月ならたどり着け…

寒い日

一人さ迷って 少し足を止めるけどみんな違うことは同じなんだよ 月が出てる道に綺麗な 花が咲いているけれどみんな見向きもせずに歩いてる急いでる 寂しそうだな いつもぼくは 白い月の影から 君の声 聴いてた 聴いてた 聴いてた 煙漂う 眠たい目を擦ってみ…

赤いカーテン

すっかり匂いをなくした街であなたの背にふれて夢の中もう一度会えないかなとか、また、考えてる言葉にしなくちゃだめねだけどいつも大事なことは 雲のなか隠れる月のように まだ、まだ、 赤いカーテン 風に揺られてもう少し寂しそう愛おしい赤いカーテン捨…

さかなつり

また釣れない いっこうに たぶん来ないずっと また釣れない いやきっと 来るはずさもうすぐだろう どこまでも続く 広い海眺めてりゃなんにもなくても どうでも良くなる 嗚呼釣れない いっこうに 君のとなりで魚を待っているよ どこまでも続く 水平線の向こう…

猫飯

腹が減ったぜ飯にしよう今日は何処にいこうかあそこの店はもうだめだ厳しくなってる最近どうも暑すぎる いつもだれてしまうよこのつまらない夜を抜ければ 間抜けな天使に会えるらしいぜ悪くはないね 今日も明日もずっと続く終わりの見えない所へただひたすら…

くる!

もうすぐ もうすぐ もうすぐ もうすぐ もうすぐくるらしい あの子がくるらしいこの部屋にくるらしい ホントにくるらしいもうすぐもうすぐもうすぐ

雨のせい

もうダメなんだ 目は覚めたけど どうせなら夢の中にいたい気分 少年マガジンを買った 誰にも今日は会わない わざと遠回りしながら帰る 同じように歌う 同じように 同じように歌えば 雨が降ってる 傘を忘れた 君とは夢のようでいたい多分 同じように歌う 同じ…