赤いカーテン

すっかり匂いをなくした街で
あなたの背にふれて
夢の中もう一度会えないかな
とか、また、考えてる
言葉にしなくちゃだめね
だけどいつも大事なことは
雲のなか隠れる月のように
まだ、まだ、

赤いカーテン 風に揺られて
もう少し寂しそう愛おしい
赤いカーテン捨ててしまうわ
もう二度と思い出せぬように

積もるいくつもの日々の中で
二人口癖を写しあった
いつもいつもずるいわ

赤いカーテン風に揺られて
もう少し寂しそう愛おしい
赤いカーテン捨ててしまうわ
もう二度思い出さぬように